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〒731-4311 広島県安芸郡坂町北新地2丁目3-10

病院指標

令和3年度 済生会広島病院 病院指標

DPCデータを用いた病院指標

DPCデータから全国統一の定義と形式に基づいた指標を作成し、市民の皆さんに情報公開を進めています。
この指標によって、当院の特徴や急性期医療の現状を理解していただくことを目的としています。
現在公開している病院指標は、令和3年度(令和3年4月1日~令和4年3月31日)中に当院を退院した患者さんのデータを集計の対象として作成しています。
ただし、自動車賠償責任保険や労災保険、自費等の患者さんのデータは含まれません。

DPC(診断群分類別包括制度)とは

入院患者さんの病気とその症状を基に国で定めた1日あたりの定額の点数から入院医療費を計算する制度です。

病院指標とは

病院の様々な機能や診療の状況などを具体的に数値化し示したものです。病院指標を評価、分析することによって医療の質の向上を図っていきます。

医療法における病院等の広告規制について(厚生労働省)

  1. 年齢階級別退院患者数
  2. 診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位3位まで)
  3. 初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
  4. 成人市中肺炎の重症度別患者数等
  5. 脳梗塞の患者数等
  6. 診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位3位まで)
  7. その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)

年齢階級別退院患者数

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年齢区分 0~ 10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~
患者数 19 30 38 113 170 287 695 786 414
定義
  • 集計期間に退院した患者様の年齢階級別(10歳刻み)患者数です。
  • 年齢は、入院した時点での年齢で集計しています。

※患者数が10未満の場合は、集計方法の定めにより、-(ハイフン)を記入しています。

解説

幅広い年齢層の患者様にご利用いただいておりますが、80歳代が一番多く全体の約3割を占めています。60歳以上の患者様の割合が全体の8割を超え、地域社会の高齢化を反映しています。当院では特に高齢者にやさしい医療を目指しております。

診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位3位まで)

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内科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060100xx01xxxx 小腸大腸の良性疾患(良性腫瘍を含む。) 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 222 3.22 2.65 0.00 68.49
110310xx99xxxx 腎臓又は尿路の感染症 手術なし 85 23.51 13.14 4.71 86.38
040081xx99x0xx 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等2なし 79 37.37 20.57 20.25 86.38
定義
  • DPCでは入院患者様の情報が病気と治療方法(手術や処置等)によって3,990種類(包括対象外の分類も含む)の診断群に分類されます。
  • 診療科ごとに症例数上位3つの診断群分類について集計しています。
  • DPCコード:診断群分類を表すコードです。病気と治療方法の組み合わせによって分類されますので、同じ病気でも治療方法が違えばDPCコードは異なります。
  • DPC名称:どのような病気と治療方法で分類されているかを表します。
  • 平均在院日数(自院):病院に入院していた日数(在院日数)の平均値です。
  • 平均在院日数(全国):厚生労働省より公表されている令和元年度における全国のDPC対象病院の在院日数の平均値です。
  • 転院率:該当する症例数の内、当院から他の病院に移動して継続入院(転院)することとなった患者様の割合です。
解説

内科で最も多い症例は小腸大腸の良性疾患です。一般的には大腸ポリープといわれるものです。内視鏡を使用し、治療を行います。

次いで多い症例は尿路感染症です。抗菌薬による点滴治療を行っています。

3番目に多い症例は誤嚥性肺炎です。高齢になると飲み込みに関係する機能が低下し、誤嚥による肺炎を発症しやすくなります。抗菌薬による点滴治療を行っています。

外科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060160x001xxxx 鼠径ヘルニア(15歳以上) ヘルニア手術 鼠径ヘルニア等 30 9.3 4.74 0.00 68.8
060035xx010x0x 結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍 結腸切除術 全切除、亜全切除又は悪性腫瘍手術等 手術・処置等1なし 副傷病なし 23 17.7 15.76 0.00 69.04
060335xx02000x 胆嚢炎等 腹腔鏡下胆嚢摘出術等 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 副傷病なし 19 10.32 7.11 0.00 61.53
解説

外科で最も多い症例は鼠径ヘルニアです。手術目的の入院が多く、ほとんどが腹腔鏡下による手術です。

次いで多い症例は結腸の悪性腫瘍です。大腸に発生する癌で腺腫という良性のポリープが癌化して発生するものと、正常な粘膜から直接発生するものがあり、治療法は外科的手術、化学療法等があります。

3番目に多い症例は胆嚢炎です。胆嚢炎とは、肝臓と膵臓の間にある胆嚢と呼ばれる臓器に炎症が起こる病気です。手術をする場合、ほとんどが腹腔鏡下による手術です。

整形外科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
160800xx01xxxx 股関節・大腿近位の骨折 人工骨頭挿入術 肩、股等 75 62.96 25.32 10.67 84.59
160690xx99xxxx 胸椎、腰椎以下骨折損傷(胸・腰髄損傷を含む。) 手術なし 30 54.43 19.34 10.00 85.77
160760xx97xx0x 前腕の骨折 手術あり 副傷病なし 29 20.24 4.99 0.00 67.07
解説

整形外科で最も多い症例は大腿骨近位部骨折です。高齢者に多い外傷で早期治療を行わないと必ず寝たきりになってしまいます。糖尿病や高血圧症等の内科的疾患を合併しておられる患者様も多く、内科医師と協力して加療を行っています。

次いで多い症例は骨粗鬆症を伴う脊椎圧迫骨折です。脊椎圧迫骨折は最も多い大腿骨近位部骨折と共に高齢者が寝たきりになる原因の最大の要因となっています。寝たきりや認知症にならないよう、早期離床・早期リハビリを行い、在宅復帰を目指しています。

3番目に多い症例は前腕の骨折です。手術目的の入院です。

初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数

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初発 再発 病期分類
基準(※)
版数
Stage I Stage II Stage III Stage IV 不明
胃癌 15 1 7
大腸癌 16 16 1 7
乳癌 1 7
肺癌 1 7
肝癌 10 1 7
※ 1: UICC TNM分類、 2: 癌取扱い規約
定義
  • 5大癌とも呼ばれる胃癌、大腸癌、乳癌、肺癌、肝癌の患者様の延べ人数を初発のUICC病期分類別及び再発に分けて集計しています。
  • UICC病期分類:国際対がん連合(UICC)が定めた腫瘍の病期分類があり、T(原発腫瘍の大きさと進展度)、N(所属リンパ節への転移状況)、M(遠隔転移の有無)を評価し、それを指標に癌の進行度と拡がりの程度を一度に表すことが出来るように作られたのがStage分類です。

※患者数が10未満の場合は、集計方法の定めにより、-(ハイフン)を記入しています。

解説

胃癌は早期であるⅠ期の患者様が多くなっています。これは癌ができるだけ早期のうちに内視鏡的治療などの比較的患者様への侵襲が少ない治療を行うことによって、患者様の負担を減らそうという試みを行っています。

大腸癌の患者様には手術や点滴治療を行っています。

肝癌は再発の患者様が多くなっています。ほとんどが血管塞栓術等の治療を行っています。

成人市中肺炎の重症度別患者数等

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患者数 平均
在院日数
平均年齢
軽症
中等症 11 11.45 82.91
重症
超重症
不明
定義
  • 成人の市中肺炎の患者様の人数を重症度別に集計しました。成人市中肺炎診療ガイドライン(日本呼吸器学会)による重症度分類システム(A-DROPスコア)を用いています。この指標では細菌による肺炎を集計しており、インフルエンザウイルスなどのウイルスによる肺炎や食べ物の誤嚥による肺炎、気管支炎などは集計対象外となっています。
  • 市中肺炎:普段の社会生活の中でかかる肺炎のことです。
  • 平均在院日数:病院に入院していた日数(在院日数)の平均値です。
  • 重症度分類(A-DROPスコア)
    • 軽症は重症度0
    • 中等症は重症度1~2
    • 重症は重症度3
    • 超重症は重症度4~5

※患者数が10未満の場合は、集計方法の定めにより、-(ハイフン)を記入しています。

解説

患者数が最も多いのは中等症ですが、他の重症度も存在します。重症度が上がるごとに治療に日数がかかっています。

脳梗塞の患者数等

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発症日から 患者数 平均在院日数 平均年齢 転院率
3日以内 21 56.62 77.81 3.23
その他 10 73.1 76.9 3.23
定義
  • 脳梗塞等の分類に該当する患者様をICD-10コード別に集計しました。
  • 脳梗塞とは、脳に栄養を与える動脈の閉塞、または狭窄のため、脳虚血を来たし、脳組織が酸素、または栄養の不足のため壊死、または壊死に近い状態になることをいいます。また、それによる諸症状も脳梗塞と呼ばれることがあります。
  • この指標では、発症日の違い(急性期、慢性期)による入院期間、転院率等について示しています。
  • ICD-10コード:国際疾病統計分類-第10回修正(ICD-10)に基づいて、様々な傷病名が分類され、コード化されています。例えば、「I633(コード)」といえば「アテローム血栓性脳梗塞」といったように、コードによってその病気が表されています。
  • 平均在院日数:病院に入院していた日数(在院日数)の平均値です。
  • 転院率:該当する症例数の内、当院から他の医療機関に移動して継続入院(転院)することとなった患者様の割合です。
解説

I63$(脳梗塞)に分類される症例が多く、特に発症日から3日以内の急性期脳梗塞が多くなっています。

急性期脳梗塞の患者様の平均年齢は80歳近くになっており、いわゆる後期高齢者の方が多くなっています。急性期治療とリハビリテーションを行うため、入院日数は長くなっています。

診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位3位まで)

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内科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K7211 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2センチメートル未満) 209 0.25 2.39 0.00 68.63
K6182 中心静脈注射用植込型カテーテル設置(頭頸部その他に設置した場合) 36 33.89 33.56 66.67 84.94
K6871 内視鏡的乳頭切開術(乳頭括約筋切開のみのもの) 25 4.04 10.04 0.00 74.96
定義
  • 診療科ごとの手術について症例数上位3つを集計しています。
  • Kコード:手術術式の点数表コードです。
  • 名称:手術術式の名称です。
  • 平均術前日数:入院日から手術日までの日数の平均です。手術日当日は含まれません。
  • 平均術後日数:手術日から退院日までの日数の平均です。手術日当日は含まれません。
  • 転院率:該当する症例数の内、当院から他の医療機関に移動して継続入院(転院)することとなった患者様の割合です。
解説

内科では大腸ポリープ(腺腫、早期癌、過形成性ポリープなど)に対する内視鏡的治療が最も多くなっています。

次いで多い手術は中心静脈注射用植込型カテーテル設置で、経口摂取困難患者等に薬剤を静脈内に何回も繰り返し投与できるようにCVポートを皮膚の下に埋め込むときに行われます。

3番目に多い手術は総胆管結石性胆管炎等に対する内視鏡的治療が多くなっています。

外科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K634 腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術(両側) 30 1.23 7.07 0.00 68.8
K719-3 腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術 26 2.69 17.85 0.00 69.31
K672-2 腹腔鏡下胆嚢摘出術 24 2.79 6.17 0.00 62.79
解説

外科では腹腔鏡下による鼠径ヘルニア手術です。この手術はメッシュと言われる人工補強材を、小腸などが出てくる筋膜の弱い部分に入れて腸などが出てくるのを防ぎます。比較的短期間で退院されています。

次いで多い手術は腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術です。結腸癌に対して、全身麻酔下による腹腔鏡下手術を行っています。

3番目に多い手術は腹腔鏡下による胆嚢摘出術が最も多くなっています。ラパコレと呼ばれるもので、手術による傷がきわめて小さく、術後の痛みが開腹術に比べて非常に少ない点がメリットです。

整形外科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K0461 骨折観血的手術(大腿) 64 3.78 56.08 6.25 82.16
K0811 人工骨頭挿入術(股) 34 2.18 56.71 11.76 82.88
K0462 骨折観血的手術(前腕) 33 2.55 32.24 3.03 72.15
解説

整形外科では骨折観血的手術(大腿)の症例が最も多くなっています。高齢者に多い外傷で早期治療を行わないと必ず寝たきりになってしまいます。糖尿病や高血圧症等の内科的疾患を合併しておられる患者様も多く、内科医師と協力して加療を行っています。

次いで多い手術は人工関節置換術(股)です。平均年齢が80歳を超えており、高齢者が多くなっています。

3番目に多い手術は骨折観血的手術(前腕)です。高齢者が手をついた時に多く生じる手関節の骨折です。なるべく早期に手術、リハビリを行うことによって、早期社会復帰を目指しています。

その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)

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DPC 傷病名 入院契機 症例数 発生率
130100 播種性血管内凝固症候群 同一
異なる
180010 敗血症 同一
異なる
180035 その他の真菌感染症 同一
異なる
180040 手術・処置等の合併症 同一
異なる
定義
  • この指標は入院中に併発した疾患や手術・術後の合併症の発生率を示しています。
  • 入院契機が同一とは、「入院時の傷病名」と「退院までに行った治療で最も医療資源を投下した傷病名」が同じ場合、入院契機が異なるとは、「入院時の傷病名」と「退院までに行った治療で最も医療資源を投下した傷病名」が異なる場合としています。

※症例数が10未満の場合は、集計方法の定めにより、症例数以下の項目に-(ハイフン)を記入しています。

解説
  • 播種性血管内凝固症候群
    血液凝固反応の亢進、血小板の活性化をきたし持続的に全身の細小血管内に血栓を生じ、諸臓器の循環不全、機能不全に至る重症な病態です。
  • 敗血症
    皮膚や粘膜、種々の臓器の感染巣から細菌が血中に入り全身に播種される重症な感染症のことです。
  • その他の真菌感染症
    真菌による感染症です。
  • 手術・処置等の合併症
    手術や処置等に起因して発生した、主に術後の出血や創部感染等の病態のことです。
    手術の術式や患者様の状態に関わらず発生する可能性があります。
更新履歴
2016/9/27
平成27年度の病院情報公開
2017/9/30
平成28年度の病院情報公開
2018/9/28
平成29年度の病院情報公開
2019/9/30
平成30年度の病院情報公開
2020/9/30
令和元年度の病院情報公開
2021/9/28
令和2年度の病院情報公開
2022/9/30
令和3年度の病院情報公開
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