DST(認知症サポートチーム)
日本の高齢化に伴い、認知症を有する人の数は今後増加傾向にあると予測されています。認知症の人が入院した場合、生活環境の変化によって適応する力の低下や体調不良などにより、慣れない環境ながらも治療を受けざるを得なくなります。そのため、不安やできていたことも上手くできなくなり、混乱や興奮を起こすことがあります。そのため、認知症ケアにおいては、認知症の人が抱える体調の不良や苦痛、環境変化による混乱などを理解し、その人にとって安全な療養環境の調整と、安心して治療を受けられるような支援が必要となります。
DST(認知症サポートチーム)とは
入院する認知症の人が、認知症による症状や行動・心理症状(BPSD)により、治療や療養生活が困難となりやすい状況が想定される人に対し、認知症の進行予防や、BPSD予防・対応方法を検討することで、安心安全に治療や療養生活ができることを目的として活動する多職種のスタッフで構成されたチームです。
DST(認知症サポートチーム)メンバー構成
当院では、日本看護協会の認定を受けた認知症看護認定看護師や日本認知症学会認知症専門医・指導医を持つ脳神経内科医師が在籍し院内の認知症患者の対応や家族支援・認知症に関する院内研修を行っています。
- 脳神経内科医師 1名
- 認知症看護認定看護師 2名
- 看護師(病棟リンクナース) 7名
- 社会福祉士 1名
- 理学療法士 1名
- 事務 1名
DST(認知症サポートチーム)の活動
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病棟ラウンド・カンファレンス
認知症看護認定看護師を中心に病棟ラウンド・カンファレンスを行い、病棟スタッフと協働して認知症患者の理解やその人にとって安心安全な療養生活について検討することと、認知症患者のできる能力をみつけ活用するケア検討や提案を行いながらサポートしています。
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病棟リンクナースとの協働
認知症ケアワーキンググループを月1回開催し、認知症や身体的拘束の学習や院内ディを開催し、認知症ケアの質向上に努めています。
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身体的拘束の解除に向けた取り組み
身体的拘束最小化チームと協働し、院内の身体的拘束の状況と、解除に向けた取り組みを病棟スタッフと多職種で検討できるよう取り組んでいます。
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認知症サポートマニュアルの作成
院内の認知症サポートマニュアルの作成と、年1回の見直しや改訂を行い、実際の場で活用ができるように努めています。
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認知症ケアに関する研修会
DST主催で、年1回の認知症ケアに関する研修を開催し、認知症の知識の向上や、認知症の人の理解やケア検討ができるよう支援しています。



